2013-01-27 03:17 | カテゴリ:Hulu

自分は今敏作品が好きで、結構見ているんですが

パプリカは、DVDになって1回みて

なんかそれからずっとみていなかったので

Huluでみてみたんですが

まぁ年をとったからなのか、2度目の視聴だったからなのかはわかりませんが

今回みたほうが、内容がよくわかりました。

1回目の視聴は、インパクトだけってかんじだったからなぁ。



んで、パプリカって夢を題材にしたアニメだったりするので

夢って誰でもみたことがあると思います。

寝ているときにみる夢ですね。

子供も大人もみんなみたことがありますよね。

でも、

夢にだって経験がある

わけですよ。


子供のほうが夢を見る回数が多いかもしれませんが

大人になって、今日みた夢を振り返ったりすることが多いわけで

結局子供からしたら

「怖い夢をみた」

とか

「いいところで目が覚めてしまった」

みたいなことぐらいを思うだけで、夢への経験が浅いわけです。


このパプリカってアニメは基本内容も小難しいわけで

しかもその現実の常識みたいなものだけではなく

夢への経験

みたいなものも、ある程度ないと楽しめないと思います。

そういう点では、人を選ぶ作品だと思いますね。


自分的には、パプリカはいまいちだと思いました。

それがなぜかというと、キャラクターがどうも輝かないというか

どうもアニメ絵っていうの?

その絵にこだわった作品であり

キャラクターの魅力みたいなものがいまいちでていなかった気がします。


ストーリー的にもそれほど楽しいわけではなく

単にそのインパクトのある絵と言葉みたいなものだけが

印象に残っていたというか

まぁこのパプリカの一番良かった点は

平沢進の白虎野の娘

だと思います。音楽ですね。

自分も今敏×平沢進のコラボは好きなんで

CDをほんと久しぶりに購入しました。

平沢進CD

とまぁ、そんな感じでパプリカで一番よかったのは

平沢進の白虎野の娘

であり、そのアニメ的ものは

別に悪くはなかったんですが

そこまで絶賛するところもなかった気がします。


夢ってたしかになんでもありですよ。

夢って見るたびに、いるところが違うわけで

その自分も若かったり、今の自分だったり

過去のことだったり、未来のことだったりしますよね。

たまに夢でみたことが、その後の人生で

「あれ?これ以前に夢でこんなところみたなぁ」

ってこともありますよね。


その夢というものの、なんでもありでありながら

よくありがちなことが、このパプリカでは表現されていたりするんですが

夢ってまぁたしかになんでもありながら

一応道理は通っているというか

なんかよくわからない理由のことでも

それにしたがったりするわけで

別に夢の中の自分は、夢だからなんでもできるというわけでもなく

夢の中でも無力だったりするわけですよね。


怖い夢みたいなものもあるわけで

夢の中で、自分の生命の危険があったりもするわけで

起きたときに夢のせいで汗をかいていることもあるわけで

やっぱり夢というのは、表現しきれないものだと思います。


このパプリカっていうのは、先ほども書きましたけど

夢への経験もある程度必要とされるアニメ

だと思います。

つまり、どんなにリアルでいろいろ勉強をしても

夢への経験がないと楽しめないっていうかな

そういうアニメだったと思います。


だから、なんていうか、そういう夢について考えることっていうの?

なんだかんだで、夢について考えるとか

くだらないことだと思うようになるわけですけど

そういう夢を楽しむ人だっているわけですよね。


てふてふでしたっけ?胡蝶の夢だっけか。

まぁ別にそういうわけではなくて

現実はやっぱり現実ですよ。

夢は夢でしかないと思います。


でも、夢って自分しかみていないはずなのに

いろいろ夢について話していると

人間って夢の内容には傾向っていうの?

そういうものがあるものなんじゃないかと思います。


だからパプリカをみていて思ったのは

まぁたしかにそういうこともあるよなぁ・・・

なんてことを思いました。


パプリカの場面で、夢の中で

とある男性の手が、体の中に侵入してくるんですよ。

それって、たしかに現実では説明がつかないんですが

夢なら、そういうこともあるっていうの?


自分は結構なんかそういう夢をみたりするんですよね。

特に多いのが、男性の急所を

なんかおもいっきりにぎりつぶされる夢をみるんですよね。

んで、「うぎゃー」みたいな感じになって目が覚めるわけなんですけど。

でも、そんなものでしょ?

あれ?自分だけかな。

でも、怖い夢って変なロボットに襲われる夢とか

なんかよくわからないけど、銃で撃たれたりするような夢とかでしょ?


ま、そういう夢への経験っていうの?

リアルでいくら博識でも

夢への経験は別物だと思います。


でも、このパプリカは少なくともリアルで博識であることが最低条件で

さらに夢への経験を必要とされているアニメだと思います。

それは別にいいんですけど

そんな感じでも、楽しめないっていうかな。


夢を再現されるっていうのは

気持ち悪いものというか

夢というのは、再現しないほうがいいものなんじゃないかと思います。

なぜなら

自分で見る夢より迫力のあるものは無理

だと思いますから。

夢ってなんだかんだで自分がその場面にいるわけで

自分がいるからこそ迫力があるのだと思います。

だから、他人の夢を見れたとしても

そこに自分がいなかったのだとしたらイマイチだと思います。


このパプリカでも、いろいろな人の夢が展開されますけど

それはあくまでパプリカというアニメの登場人物の夢であって

パプリカを視聴している人は、そこには存在しないわけで

そう考えると、夢というものにはかなわないと思いました。




今敏




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今敏監督は亡くなってしまったわけで

自分としてはかなりショックでした。

今敏監督の作品は、万人に受けるわけではないと思います。

でも、それは

宮崎駿監督の作品も同じことだろ?


宮崎駿の作品は難しいだろ。

少なくとも小さな子供には楽しめない作品が多いと思います。

それはとなりのトトロにもいえることだと思います。

まぁそれは子供は30分アニメに慣れているから

長編アニメになると集中力が続かないからかもしれませんけど

宮崎駿のアニメってどうみても大人向けだと思いますけどね。


今敏作品って子供には意味不明なものが多いわけで

千年女優とかになると、ほんとつまらないと思います。

でも、大人になると楽しめるわけではないんですが

そういうくだらないことに夢中になれる余裕っていうの?


子供のほうがくだらないことをして遊んでいると思ったりしますけど

大人になると、そういうどうでもいいことでも

興味を示したりする余裕がでるっていうかな。

今敏作品ってそういうところがあったと思うんですが

このパプリカってアニメは、どちらかというと

子供のほうが、その絵のインパクトで楽しめるというか

内容は意味不明でも

「あのシーンがおもしろかったよねぇ」

みたいな感じになれるアニメだったかもしれません。


そういう点では、今敏作品も転機を迎えていたというか

今敏作品って絵の迫力とかには

あまりこだわっていないと思うんですよ。

人間の人生みたいなものをうまく描き出しているような感じっていうの?

そういうのが多かったと思いますけど

今回のパプリカは、絵にこだわっているというか

今敏が声優として参加している点をみても

なんかよくあるアニメっていうの?

そういうものに、侵食され始めていた気がします。

それがいいのか悪いのかはよくわかりませんが

自分が今敏作品に魅力を感じたのは

他の映画アニメないオリジナリティー

が新鮮というか、今敏作品が好きだという自分に酔っていたからだと思うので

他のアニメ映画と似たり寄ったりみたいな感じになってしまうのなら

それはちょっと困ってしまうというか

そんなところはあったかもしれません。


今敏監督がもし生きていて

その後もアニメ映画を作っていたのなら

まぁ宮崎駿みたいな感じに

ある程度多くの人に認められた監督になっていたと思いますよ。


狼子供の雨と雪だっけ?

その監督とか、最近は結構有名になっていますけど

今のその監督ぐらいの知名度は得ることができたんじゃないかなぁ・・・

と思うんですけど、やっぱり人を選ぶ作品というか

人を選ぶ作品を作り出すのが今敏監督のアニメ映画だと思っているので

まぁもう亡くなってしまったわけで

そういうことをいってもどうにもならないんですけどね。


でも、まぁ今敏監督みたいな作品を作る人は

もうでてこないと思うというか

いい意味で今敏監督っていっちゃっていたと思いますから。

ほんともう今敏監督の新作が見れないというのはショックというか

自分の楽しみがなくなってしまった感があります。