2015-02-21 00:23 | カテゴリ:漫画・アニメ感想

風立ちぬを見ました。

文学的作品で、たしかに最近こういうアニメって少ないと思いましたが

その点を考えてもそこまでおもしろくなかったです。

単純にいえばつまらなかったです。

人に薦めようと思わないです。

むしろ、みないように止める可能性のあるアニメでした。



なんか、こういう感じのアニメでも

主人公補正といえばいいでしょうか

謎展開があるものだと思いました。

いや、うまくいったからこそ、その人を題材にしたストーリーなんでしょうけど。


自分はもう忘れたんですが、あの小説は好きでしたけどね。

横光利一の「花園の思想」ですね。


でも、この風立ちぬは主人公がなんかあまり執着がないようにみえるのですが

無表情で「娘さんを愛しています」とか急にヒロインの親につき合わせてくれみたいなこと言ったり

それでいて、まぁあたりまえですけど、そのヒロインを放置しつつ

飛行機に全力をあげたりしていたのですが・・・。


いや、ヒロインいらないでしょ。

好きなのはわかりますし、その当時は好きだから付き合うっていうのも

普通なのかもしれませんが

今の時代なら、お金がないから結婚できないとか

お金がないから子供をつくれないとかあるように

なんかイラッっとするというか、みんなだってそういうものだと思うんですけどね。

できちゃった結婚とかする人がいたら、イラッとしたりしませんか?


主人公は多くは語らず、行動で示す系というか

ぼーっとしているようで、飛行機のことに全力なんですが

それはいいんですが、なんかぱっとしませんでした。

人間として強すぎるといえばいいでしょうか。


とまぁ、なんかこういうのも好きな人は好きなんでしょうけど

自分としては、最近のアニメと比べると、魅入ることもなかったです。

「自分が集中していないから悪い」という人もいるかもしれませんが

集中しないと楽しめない映画って、逆にいえばどんな映画も集中すれば楽しめるようにも感じます。


深読みすれば、いくらでも深読みできたりできると思います。

「よく見たらいいところがわかる」

というのなら、それこそジブリびいきな気がします。


黒澤朗の映画もおもしろいものもありましたが

みていられないような映画もありました。

もちろん相性といえばそれまでですけど

自分としては風立ちぬはつまらない映画でしたね。

たばこがあまり好きではないからかなぁ。

というか、あの時代を舞台にしたのってやっぱり古いですよ。


自分は夏目漱石の「こころ」も好きですけど

ああいうのを今の時代に実際にみせられても、おもしろいとは思わないと思います。


だからやっぱりこの風立ちぬって映画は

その当時のところで止まっている人なら面白いと思いますし

そういう人は結構多いと思いますね。


自分も日本文学マニアみたいな感じでしたけど

アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」とか初めて読んだときぶっとびましたからね…。

やっぱり好みかぁ!


今の時代でも太宰治の小説とか好きな人とかいそうですし。

いや、好みってあると思うのですが

今の人たちの漫画を見る目とかのほうが正しいように感じます。

ワンピースが人気になっていますけど

そうなっている時点で、見る目があるというか

おおよその見る目があるように感じますね。

もちろん、ワンピースがつまらないって人もいるでしょう。


風立ちぬを見た人の多くは

「つまらない」

って思わないと、どこかおかしいように感じます。

おもしろいっていう人は少ない映画だと思いますね。


まぁやっぱりジブリ映画ということで

見る人も多いわけで、そりゃー相性がぴったりな人には

絶賛すべき映画ってことなのでしょう。

でも、ジブリではなかったら、無名のアニメなんて大半の大人はみるはずもないでしょうから

おもしろいって人もほとんどいなかったと思います。

「風立ちぬ」が良かったという人は、少数でもそういう人は声を大にするから

評判がいいような感じになっている
ように感じます。


「風立ちぬはジブリだから日本人の多くは見てくれる。

その中には風立ちぬを評価してくれる人もいるだろう」という

ちょっとした甘えがあるように感じます。